【イベント情報】不登校を考える~周囲のかかわりと支援~


平成22年度不登校対策講演会
不登校を考える~周囲のかかわりと支援~
日時:平成23年2月28日14:00~16:00
会場:日立市教育プラザ2階ギャラリーA
内容:演題「不登校支援におけるみんなちがってみんないいを考える」
   講師 小野村哲先生
      NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所 理事長
      同 ライズ学園 学園長
参加対象:不登校問題に関心のある保護者、教職員および市民
参加申し込み:参加希望の場合は、書き連絡先まで平成23年2月22日(火)までに電話で申し込み
※参加費は不要

日立市教育研究所 電話23-9112

詳細:http://www.city.hitachi.ibaraki.jp/viewer/info.html?id=3957

うつ病。


hideさんのブログ、NHKのうつ特集を拝読。

日本でなぜこれほどまでにうつ病患者が増えたのか?
なぜこれだけ抗うつ剤の市場が急拡大したのか(1998年までは年間150億円程度だった生産量は、今や700億円超となっている)?


その大きな影響を与えているのが、NHKの放送である。24日も総合テレビでうつ特集を放送するなど、うつ啓発キャンペーンに相当な力を注いでいる。これら一連の放送を見て、精神科に足を運んだ人は多いと思う。
(以上ブログ抜粋)

教育現場にもこの手の精神疾患を抱えている者が増えている。はて、さて、どうしたものか。
病院の先生はうそつきなんじゃない。病院の先生はちゃんと仕事をしてくださっている。患者の様子を観て、話を聞いて、状態を把握する。それを「症状」と呼ぶ。

眠れない、これを不眠の症状、不眠症という。
なにかその人間関係の中に入っていきにくい、これを適応に障害があるということで、適応障害という。

病院の先生はいたってあたりまえのことをしている。
そして、その症状を改善するための方法を考える。

眠れない→眠れるようにする
適応できない→適応できるようにする

そのための手段なのだと思う。薬は。

教育と医療とでは、そこらへんの考え方が違う。
なんでもかんでも、、、というのは成長を妨げる。

BRUTUS 2011 1/1・15合併号 日本語と英語 斎藤孝


僕は漱石の『坊っちゃん』を、1日6時間かけて、全文音読で読破するという教室を小学生相手に開いています。音読すると、漱石が体の中に入ってくるんですよ。感想を聞くと、「はなはだ」面白かったとか、「すこぶる」良かったという。スッとそんな言葉が出るほどに、体の中に入るんですね。

英知を求める意欲がある人が、世界の共通言語である英語に力を注ぐあまり、読む本も、話す言葉もすべて英語になったとしましょう。果ては考えることすら日本語を使わず、頭の中では英語で思考するようになる。こうなったら、それは日本的な思考様式を持った日本人とは違ってくるんです。
外国人同士から生まれた子供であっても、日本で育ち日本語を母語としていたなら、感覚もしゃべり方もなにもかも日本的なんですね。曖昧で緩い言葉に、YES/NOをはっきり言えない感じとか、その強さや弱さ。すべて含めて日本人という。もっと言えば、私たちが何かを見て美しいと思う感性もまた、日本語によって継承されているんですね。
俳句や短歌というものは大切なんですよ。そういうものを覚えていると、セミの声を聞いたときや、桜の花を見たときに、先人たちの感性が詩句を通じて蘇ってくる。こうして感性が継承されていくんですね。いわゆる情緒です。情緒が継承されていくのは日本語を通してであって、私たちが「日本の心」と思っているものの多くは日本語に拠っているんです。桜を見て、月を見て先人は何を想ったのか。とりわけ優れた人が書いた日本語には、情緒、価値観、倫理観、すべてが入っているものなのです。

(BRUTUS 2011 1/1・15合併号 日本語と英語 共存共栄を実現する方策はどこに。 斎藤孝 30p-31p)



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BRUTUS 2011 1/1・15合併号 正義と個人 いとうせいこう×萱野稔人



photo:01

萱野:もう一つ大きなポイントとして、これはサンデルの政治哲学史上での新しさでもあったわけですが、彼は「人間にとって社会的承認がすごく大事なんだ」ということを言っています。この本の最後の章でも「結婚がどこまで社会的に認められるべきか」という話をしていますよね。人間の人生もまた有限なわけですが、人は誰でも、何らかの形で自分の人生に価値があったということを確認したい。自分が死んでゼロになってしまうなら、自分がなぜ生まれてきたのか?その意義を考えるわけですよね。しかしその時に、人間は社会的な形でしか語ることができないんですよ。「人の役に立っている」とか「ある分野で活躍している」とか、他者との関係の中でしか自分の存在意義を確認することができない。それが「承認」ということです。その承認という者が必要な限り、人はある社会やky行動隊に帰属することを捨てられない。それが正義の問題に深く関わっている、とサンデルは言っているわけです。
いとう:少し前に「自分探し」という言葉が流行したけど、自分で自分を探すなんてのは愚かですよね。自分の中を掘っても掘っても絶対自分はわからないし、まして社会的承認は永遠に得られない。それが今やっと、「自分以外の他者が必要なんだ」と多くの人が気づいたというか。20年もの間、他者と関わらなくても生きていけると勝手に思い込んでいたんだね。

(BRUTUS 2011 1/1・15合併号 正義と個人 有限なものはどう分配すべきか? いとうせいこう×萱野稔人 17p-18p)



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病院でもなく、また学校でもなく・安達俊子 安達尚男


特にここ数年の特徴は、ますますひきこもり期間も10年ー15年のような長期にわたる者が多くなり、必然的に年齢も高くなり、現在のビバハウスの最高年齢者は43・42歳と並んでいる。(国のニート対策の柱であるはずの若者自律塾も、入塾に年齢制限があり発足当初は35歳まで、さすがにこれは実態に合わないということで、2年前からは40歳までに引き上げられはしたが、彼らは依然対象外にされている。)これらの大半のケースが、親子間の確執によるものであり、多くの場合、若者たちの苦しみを理解できないと彼らが一方的に思い込んでいる両親、特に母親に対する暴力が付きまとっている。診断的には、必ずしも本当の精神病患者ではないが、家庭内暴力の為過程で家族とは暮らせない、社会的入院のような状態で行き先のない若者の為の、病院でもなく、また単なる勉強を教えるためだけの学校でもない、ある種の“転地療養”の場としてのビバハウスのような教育的訓練の出来る存在が、どんな施設よりもいま必要とされているようにも思われる。

これらの幼少期に現在ではたぶん「特別支援教育」の対象であったと思われる何らかの広汎性発達障害的要因を持った若者にとって現在何よりも大切なことは、再び若者の集団の中で「育ちなおし」を体験させることである。ともに同じような痛みや、苦しい過去を背負いながら、それでも必死に自立を目指す仲間の中でこそ、彼らは自らの新しい可能性を発揮することができるのだ。若者たち相互の成長を保証しえる日々の集団作りこそ、私たちが共に北星余市高校の教師として身につけた生徒指導、ホームルーム作りの真価が問われるところだと思っている。

(EarthZine 2009 Vol.9 「病院でもなく、また学校でもなく ~「青少年自立支援センタービバハウス」10年目の感慨~ 安達俊子 安達尚男)

「子ども子育て新システム」で「保育」が破壊される?


「子ども子育て新システム」で「保育」が破壊される?

今、政府内で法案化が進められている「子ども子育て新システム」。この6月に概要が示され、早速来年1月の通常国会に法案が出されることが決まっています。待機児童をなくすため、というのが法案の出される建前とされています。でも、この「新システム」の中身はとっても大変!「保育」そのものがなくなってしまいます。

(「道は近きにあり」弁護士・川口創 ニュースレターより)


下記、ブログも参考になります。

川口さんのブログ:http://kahajime.exblog.jp/i3/

「街場の現代思想/内田樹」を読む

「お金について」「転職について」「結婚という終わりなき不快について」「他者としての配偶者について」「学歴について」「想像力と倫理について」といった十五のお題に対する、人生相談の皮をかぶった、現代思想の講義である。
フリーターとかバレンタインのチョコとか学歴詐称とか、表層的には私たちがよく知っている「現代」の事象を扱っているけれども、そこで語られている内容は、(ほぼ)いつでも、どこでも、誰にでも適用できる、普遍性の高い知見なのだ。


(街場の現代思想/内田樹・著、257p 解説:橋本麻里)


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北星学園余市高等学校で教員をしています。
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