Archive for 9月 2013

風の旅人編集長・佐伯剛さんを訪問。

先週の土曜日、2013年9月14日、東京に行って来た。目的は11月17日(日)に開く「2+1 写SHIN展 コラボ・トーク 伝えたいこと」というイベントの打合せ。

上記イベントは、北星余市に長年広報物作成のために写真撮影に入ってくれている松本さんと本校PTAOBの武原さんからの提案で実施することになった。PTAOBからは長年写真撮影に入ってくれている松本さん、そしてTsunagaru Project開始後撮影に入ってくれている佑木瞬さんが、子供たちをどのような視点で撮影しているのか、北星余市の子供たちをどのように見ているのかを知りたいという思いからスタート。それであれば、せっかくだから…と松本さんの提案で、雑誌『風の旅人』の編集長・佐伯剛さんに来ていただいて、自分たちの思いを語りつつ、外の方がどう感じるのかも聞いてみたいということで、企画が成立した。ちょうど11月17日の期間に、松本さん、佑木さん、そしてマカオ出身の写真家、ラオ・シーズンさんで昨年の学校祭に撮影に入った時の写真を使った合同写真展を開いていることもあり、それにぶつけた企画ともなった。

企画詳細
http://www.hokusei-y-h.ed.jp/information/?c=1&s=14753#14753

その前打ち合わせで、佐伯さんの事務所を訪問させていただいた。目的は企画の打合せと事前に佑木さんとラオさんの写真を見ていただくことだったが、企画の打合せなどほとんどなく、佐伯さんの素敵な話が繰り広げられた。打合せにはなっていなかった気がするが、これはとても面白いお話が聞けそうな予感がした。

伝えるとは何かをとても考えさせられた。そして、これからの社会や教育の在り方なども考えさせられた。

学校は、今の基準や価値観、下手をすれば過去のそれらに基づいて動きがちだ。しかし、それでは限界が来ていることは社会が証明してくれている。我々教師はその困難な未来を見据えて、または未来が見据えることができなくとも、人が社会で生きていく上でどのような環境であろうとも必要であり、またそれがあれば自ら作り上げることのできる、そういう力を育んでいってあげるべきだと思っている。ただ、学校という閉鎖的な場所に日常的にいる教師は、過去や今に縛られがちであると自覚をすべきだと思っていて、そう自覚している私からすると、佐伯さんのおっしゃっていたことは子どもたちにとても必要な要素をたくさん含んだ事柄であると感じた。

佐伯さんのブログ、とても刺激を受けます。
風の旅人〜放浪のすすめ〜:http://kazetabi.weblogs.jp

その後、夜はPTAの方たちと。これまた、打合せと称した飲み会。



Profile

北星学園余市高等学校で教員をしています。
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