2011年度西日本地区懇談会、東日本地区懇談会終了。毎度ながら、素敵な時間だなぁ。

Twitterでもつぶやきましたが、7月30日(土)京都、7月31日(日)東京で行われた地区懇談会がつつがなく終了いたしました。

僕の勤める北星余市高校では、全国から生徒が来ているので、当然PTAも全国に散らばっていて、そんな中でPTA組織は東日本・西日本・北海道の3つの支部に分かれています。行事のたびにお手伝いに参加してくれる父母もいるのですが、なかなかじっくり腰を据えてお話ができなかったり(行事ですからね)、遠く北海道まで来ることが困難な親御さんもいて、そのため、北海道から担任の教師、校長、PTA担当が京都と東京に訪れて、懇談会をするというものなんです。

その中で、いつも、PTAの仲の良さをみて、心が動きます。みんなつい数年前までは赤の他人であった者同士なわけですが、それが昔からの付き合いをしているかのようにとても仲が良い。PTAのつながりは、その精神とともに代々受け継がれてきているわけですが、50代から新しくできる心の友の様相がそこに見え隠れします。

こんな学校見たことないです。それは子供同様、親も傷つき悩み苦しんできた孤独の中で出会った仲間、それらを共有できる仲間だからなんだろうと思うわけです。互いに思いを語り合い、「うちもうちも!」と時に涙し、喜び、心を交し合えるからなんだと思います。

こういう大人たち(私もすでに大人ですけどね…)でありたいと本当に思います。それは個々の付き合いとしても、コミュニティとしても。

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北星学園余市高等学校で教員をしています。
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