うーーんうーーーーん・・・と悩む楽しさ。

なんだか、いったい何をやっているのかが分からなくなってきて、とても楽しくなってきた。ので、ちょっと、そんな状態をたまにみるブログなんかに書いておいてみようと思う。

ああ、気がつけばもう9月5日。二学期が始まってから2週間も過ぎてしまった。なんと、時がたつのは早いものか。思えば、夏休みが過ぎたのもあっという間だった。あれもやろう、これもやろう。あれもしたい、これもしたい。あれもしなければ、これもしなければ、、、と思っているうちに、時だけが過ぎていく。別に浪費しているわけではないのだ。結構、常に頭と心はフルに動いている。もちろん、体もね。

ああ、これでいいのだと思いつつ、焦りが出ないわけもなく、じりじりと進まないことに、ちっ!っと思いつつ、目の前の小石を拾いながら前に進むしかないのだと達観している自分もいる。

どうやら教育と社会は切り離せないことがいよいよ目の前に立ちはだかるようになってきた。漠然とは感じていたけれど、こんなに大きな壁なんだなと思う。教育と政治、教育と経済、経済と政治、福祉と政治、福祉と教育、福祉と経済、教育と医療、医療と福祉。そして、歴史。

「資本主義はなぜ自壊したのか」を読みつつ、「若者よ、マルクスを読もう」にも浮気心。「教育とは何か」を読み漁りながら、北星余市の教育と現在の教育力を考える。スティーブ・ジョブスの本を読みながら、思いをはせつつ、1時間授業を終えて帰ってくるたびに、机の上に届いている封書をあけて、「だれも読みやしないよ、こんなもの」と思う受験雑誌の原稿やアンケートなんかの書類の処理をして、「田中先生~、1番にお電話で~す!」とお呼びがかかり、身の振り方を考えている。

自分がしたいことは、こんなことじゃない。自分が今すべきで、しようと思っていることは、これじゃないんだよね。って、そういったことをしながら、ぶつぶつぶつ。ま、そんなものですよ、道の途中ってのは。

そんなことをしているうちに、なんだか、何をやっているのかがわからなくなって、迷いこんでいる自分。ああ、とても楽しくなってきた。

きっと、どこかで、これがすべてつながるんだよ。いや「そうあってほしいなぁ」とか自分を慰めたり、勇気付けたりするために書いているわけではなく、本当にそう思う。

これが、どこかでつながる。そんなことを考えたら、この何をやっているのかがわからない状態が楽しく、この先が楽しみになってきた。

ただ、早く抜け出したいというじぶんは正直です。

あああああ、こうつながるのね、こことここ!!

そういう日が来ることが待ち遠しいです。

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北星学園余市高等学校で教員をしています。
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