学園の職員研修会で感じたこと。

今日は年に1回行われる北星学園の職員研修会の日だった。中学・高校3校・大学をもつ北星学園が総合的に力を発揮していくためにはどうしたらよいのか、各校10分ずつそんなお題で話すセクションがあり、私もお話をさせていただく機会をもった。

私が話した趣旨の概略は、
○総合的に力を発揮するということは、各校の良さ、教職員一人一人の良さを有機的につなげて、学生生徒のため良いものを作り上げていくこと
○フロアの一人一人が意識を持って進めていく必要があるということ
○北星余市はその中で何が出来るのかということ
○北星余市は何をしてほしいのかということ
だった。

このセクションの話を聞く中で、何度も何度も教育が資本主義経済に絡めとられていると感じる場面に出くわした。私の吐いた言葉は青臭い言葉にしかならなかったと思う。その青臭い言葉をはいた僕にこっそりと寄ってきて話をしてくれた先生もいた。話を進めていく中で、本当はそういう青臭い言葉を大切だと思っている先生もいた。けれど、大方の流れ、表面上の流れはそうでない方向に流れている。

時勢なのか。教育とはそういうものだっけかなぁ、と思う瞬間が多くあった一日だった。

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北星学園余市高等学校で教員をしています。
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