【活気ある生徒たち】私学フェスティバルがありました!

昨日10月12日(月)は札幌・苗穂にあるアリオ札幌さんで、私学助成金運動の一環である私学フェスティバルが催された。私も参加したが本校からも40名ほどの生徒が参加した。この私学フェスティバルは、数年前から毎年この時期に行われており、札幌圏の学校はもちろん、帯広や旭川など全道各地の私立高校の生徒たちが集まって企画段階から練り、行われているフェスティバル。


<参考>
http://www.hokusei-y-h.ed.jp/blog/


各校はそれぞれ自分たちの学校で出し物を用意して披露する。本校からは私が顧問をしている計音部から2バンドが出場。そして、「情熱大陸」のテーマソングに合わせた踊りや南中ソーランなどの踊りにたくさんの生徒が参加した。


彼らはただなんとなく参加しているのではない。私学助成金とは何かを理解したうえで、自分たちの高校の一端でも皆さんに見てもらいたい、知ってもらいたい。その自分たちの充実した高校生活が、私学助成金という補助金で成り立っており、財政不足の折、補助金が減らされそうな中、みなさんの署名の協力があって毎年現状維持ができていることに感謝をしつつ、こういった企画で楽しいひと時を過ごしてもらって、恩返しをしたい。そうして、自分たちが充実している高校生活を維持し、またそれを未来の後輩たちにもつなげていきたいという思いを持っての活動だということが、私は素晴らしいと思うのである。私学フェスティバル実行委員会の委員長は、今年度本校生徒が担っていたが、委員長のみならず、どこの学校から来ている委員も精一杯がんばっていたのが印象に残っている。


本校の生徒の場合、生徒たちがすべて自分たちで企画をし、練習をし自主的に参加していることが我ながら素晴らしいと思う。学校にある15人乗りのマイクロバスに乗りきれなかった40名近くの生徒は、それぞれの先生たちの車に分乗して札幌まで降り立った。生徒がそれだけ自主的に参加するこの企画、先生たちはうれしい悲鳴を上げながら、札幌まで送り迎えを笑顔でしていた。

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北星学園余市高等学校で教員をしています。
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